未来1

名前も無い路上でヒッチハイクしている 膝を抱えて待ってる
ここは荒れ果てていて人の気配はないし 誰もここを通らないや
進入禁止だって あらゆるもの拒絶して 追い払ったのは僕だから
誰も迎えに来ない ちゃんと分かってるって だけどもう少し待っていたい
生きてる理由なんて無い だけど死にたくもない こうして今日をやり過ごしてる

生まれたての僕らの前にはただ果てしない未来があって
それを信じてれば何も恐れずにいられた
そして今僕の目の前に横たわる先の知れた未来を信じたくなくて
目を閉じて過ごしている