名言集3

「俺はフライングしたからな」

藤波への噛みつき、“俺達の時代”を真っ先に叫んだこと、団体間の移動、世代闘争の仕掛け、全て長州がフライング気味に、悪く言えば出しぬいた形で周りを引っ張っていったともいえる。考えてみれば、Uインターとの対抗戦実現も長州の“フライング”と言えなくもない。やや自嘲気味に自分の行動を評したこの言葉は、プロレス用語として脈々と引き継がれ、つい先年にも武藤が三沢との対決を望んだことを「あれは俺のフライング」と、表現したことは記憶に新しい。